投資を始める場合、何を購入したら良いか悩みますよね。
いろいろ考えると思いますが、他の人がどのような銘柄を購入しているかは気になるものです。
さまざまな投資対象を知って、自分の投資に役立て行くのことも大切です。

みなさんはインフラファンドに投資されていますか?
私は2018年からインフラファンドに投資をしています。
利回りも高く、安定した分配金を得ています。
本記事では私の投資しているインフラファンドを紹介します。
(タカラレーベン・日本再生可能・カナディアン・エネクス)
②予想分配金利回りは7%以上
私のインフラファンド投資銘柄
私のインフラファンド投資銘柄は次の通りです。
(2021年3月9日現在)
・タカラレーベン・インフラ投資法人:4口
・日本再生可能エネルギー・インフラ投資法人:6口
・カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人:10口
・エネクス・インフラ投資法人:4口
インフラファンドは現在7銘柄が上場されていますが、上記4銘柄で時価総額の約8割を占めます。
所有する太陽光発電所の出力合計も上記4銘柄で全体の約8割です。
ですので、この4銘柄でインフラファンド全体に投資していることになります。
タカラレーベンインフラ投資法人
2016年6月に上場されたインフラファンド第1号の銘柄です。
減価償却による利益を活用して新規物件を購入する方針を掲げており、利益超過分配金の割合が小さいのが特徴です。
売電収益のみで年5.5%以上の分配金利回りを達成しており、減価償却完了後の分配金の低下もほとんどないと考えられます。
2026年には最初の借入金の返済が完了しますので収益がさらに改善するのではないでしょうか。
効率の良い太陽光発電所を多く所有しており、固定価格買取制度が終了後も高い収益が期待が持てます。
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人
一番多くの太陽光発電所を保有する銘柄です。
発電所は全国各地に分散されており災害リスクが低減されています。
また、保有する全ての太陽光発電所で発電量予測値(P50)による最低保証賃料が設定されています。
発電量予測値(P50)による賃料は他のインフラファンドより高く、発電量の少ない時でも賃料収入が減りません。
天候不良など発電リスクを抑えたファンドと言えます。
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人
カナディアン・ソーラ・グループは世界的な太陽光パネルメーカーであり、多くの太陽光発電設備の開発実績があります。
このため、カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人は高品質で安価な太陽光発電所を取得することが可能です。
近年の借入金の返済期間が2~3年となっており、2021年から返済が完了しますので、収益の改善が期待できます。
また、太陽光発電所の最低保証賃料が低い代わりに、発電量が多い場合には多くの賃料が得られるスキームをとっており、天候リスクに対してハイリスク・ハイリターンな銘柄です。
なお、50%以上の太陽光発電所が九州地方にあります。
九州地方は電力が余剰となる日があり、その場合、太陽光発電所の売電出力が制限されます。(発電した電気が売れない日がある)
現状では収益に与える影響は軽微ですが注意が必要です。
エネクス・インフラ投資法人
総合商社の伊藤忠商事グループのインフラファンドです。
スポンサーとなっている伊藤忠エネクス株式会社は、再生可能エネルギー(風力、水力、太陽光)に関し幅広い事業を展開しています。
太陽光発電所以外のインフラ資産を組み入れる最初の投資法人になるかもしれません。
2021年2月末現在、太陽光パネル出力の合計がインフラファンドで1位となっております。
なお、太陽光発電所数はインフラファンドの中で一番少なく、パネル出力の7割以上を松坂太陽光発電所で担っているため、災害リスクが高めの銘柄です。
予想分配金利回り7%以上
私のインフラファンドの取得金額の合計は約235万円です。
2021年の予想分配金利回りは7%となっています。
利回り7%は高リターンですよね。
インフラファンドの分配金には利益超過分配金があり、投資主へ資本の払い戻しが行われます。
資本の払い戻しが行われるとその分取得単価が下がります。
このため実質の利回りは低いのではないかという方もいます。
私の投資銘柄は2018年から少しずつ購入したものですが、これまでに払い戻された資本は約7.6万円です。
取得単価は7.6万円下がりましたが、時価総額が約36万円が値上がりしたため、含み益が出ています。
ですので利回り7%と言って良いですよね。
以上、参考になれば幸いです。
インフラファンドについての紹介記事はこちらです。
【インフラファンドとは】7銘柄の比較と想定されるリスク【投資信託】