【信用力が高い】ジャパンインフラファンド投資法人(9287)について | ひろにの投資計画

【信用力が高い】ジャパンインフラファンド投資法人(9287)について

高い信用力で投資するジャパン・インフラファンド投資法人インフラファンド

インフラファンドの信用力はどのくらいあるのでしょうか。

信用力を図るうえで、1つの目安となるのでが格付け会社の評価です。

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日本の格付け会社では、日本格付研究所(JCR)や格付投資情報センター(R&I)が有名ですね。

ジャパン・インフラファンド投資法人は、R&Iから「A」の格付けを取得しています。

これは、R&Iから

「信用力は高く、部分的に優れた要素がある。」

という評価を受けていることを意味します。

ですので、ジャパン・インフラファンド投資法人は、信用力が高い投資法人と言えます。

では、投資対象である太陽光発電所の状況はどうでしょうか。

ジャパン・インフラファンド投資法人の保有する太陽光発電所は、主に北陸地方にあります。

雪の影響が心配ですね。

2018年からインフラファンドに投資している筆者が、ジャパン・インフラファンド投資法人について紹介します。

本記事はジャパンインフラファンド投資法人の第3期(2021年5月期)の決算説明資料及び資産運用報告をもとに記載しています。

  • スポンサーは大手商社とメガバンク
  • 信用格付けはインフラファンド最高位
  • 太陽光発電所の一部に積雪の影響
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ジャパンインフラファンド投資法人の基本情報

項目内容  備考  
上場日2020年2月20日
決算月5月、11月
保有太陽光発電所数25第3位
パネル出力の合計約57.3MW第5位
平均買取価格34.8円第5位
格付AR&I
スポンサー丸紅     
みずほ銀行  
みずほ信託銀行

(2021年10月15日時点)

ジャパンインフラファンド投資法人は、最も最近上場されたインフラファンドです。

上場後、1年8か月しかたっていません。

しかし、直ぐに公募増資を行い、資産規模を約2倍に成長させました。

大手商社の「丸紅」とメガバンクの「みずほ銀行」がスポンサーについており、今後が期待されるインフラファンドです。

上場来の投資口価格の推移は次の通りです。

ジャパン・インフラファンド投資法人 投資口価格推移

(TradingView提供のチャート)

2021年10月15日時点で

  • 投資口価格:100,200円
  • 予想分配金利回り:5.82%

となっています。

上場後、直ぐにコロナショックがあり、投資口価格が下落しましたが直ぐに回復しました。

その後は、98,500円±8%以内で推移しており、値動きは安定しています。

ジャパンインフラファンド投資法人の概要と旗艦物件である「京都京丹波太陽光発電所」の紹介動画はこちらです。

注:動画は2021年9月7日時点のものであり、各種データが現在と異なる場合があります。

ジャパンインフラファンド投資法人の特徴

ジャパンインフラファンド投資法人は、上場して間もないインフラファンドですが、高い格付けを有しています。

これは、財務基盤が安定しており、信用力が高いことを意味します。

その他、どのような特徴があるのか見てみましょう。

信用力の高い格付け

各インフラファンド投資法人の長期発行体格付けは次の通りです。

インフラファンド格付け
(JCR)
格付け
(R&I)
タカラレーベン・インフラ投資法人A
いちごグリーンインフラ投資法人
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人A-
カナディアン・ソーラーインフラ投資法⼈AA-
東京インフラ・エネルギー投資法人A-
エネクス・インフラ投資法人A
ジャパン・インフラファンド投資法人A

(2021年10月15日時点)

日本で信用格付けを行う会社は、主に「JCR」と「R&I」の2社があり、それぞれ、

  • JCR :日本格付研究所リンク
  • R&I:格付投資情報センターリンク

となっています。

格付けは、格付け会社がリスク分析を行い、その信用度を表したもので、一般的には「BBB」以上が投資適格と言われています。

インフラファンドは、どれも「A」の格付けが得られていますので、適格性は問題無いですね。

なお、カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人の格付けを見てみると

  • JCR :「A
  • R&I:「A-」

となっています。

「R&I」社の方が少し評価が厳しいことがわかります。

また、ジャパンインフラファンド投資法人は

  • 「R&I」:A

の格付けのみを取得しています。

これは、インフラファンドの中で最高位であり、カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人より高い格付けであることを考慮すると

  • 「JCR」:A+相当

といえるかもしれません。

ジャパンインフラファンド投資法人は、インフラファンドの中で最も信用力が高いといって良いと思います。

「JCR」と「R&I」の格付け符号の意味はこちらを参照願います。
JCRの格付け符号」「R&Iの格付け符号

借入金利が低い

ジャパンインフラファンド投資法人は高い信用格付けを有していますが、具体的にどのような利点があるのでしょうか。

その一つが、借入金の金利が低くなることです。

各インフラファンドの借入金のうち、長期固定金利()を比較してみます。

:金利スワップ契約等により実質固定化されたものを含む

インフラファンド長期固定金利格付け
(JCR)
格付け
(R&I)
タカラレーベン・インフラ投資法人0.77~0.91%A
いちごグリーンインフラ投資法人0.76~0.82%
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人1.04~1.30%A-
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法⼈0.82~1.04%AA-
エネクス・インフラ投資法人0.89~0.95%A
ジャパン・インフラファンド投資法人0.61~0.64%A

(2021年10月15日時点)

借入時期によっても金利は変わってきますが、ジャパンインフラファンド投資法人は、借入金の金利が低いことがわかります。

資産取得の約半分を借入金でまかなっているインフラファンドにとって、借入金の金利は最も重要な指標の一つです。

北陸地域の比率が高く積雪の影響あり

ジャパン・インフラファンド投資法人 太陽光発電所の地域比率

ジャパンインフラファンド投資法人の太陽光発電所の約半分は北陸地域(新潟を含む)にあります。

北陸は日本海側に位置し冬は積雪も多い地域です。

太陽光パネルの上に雪が積もると発電力が低下するとともに、その重さによる影響を受ける場合があります。

ジャパンインフラファンド投資法人も2021年1月に降雪の影響を受けました。

積雪の加重過多に起因した
  • パネル破損等の被害(8物件)
  • 架台の変形等(9物件)

補修費用等については、損害保険より補填される見込みであるため、収益に大きな影響はない見込みです。

夏冬で利益が大きく違う

ジャパン・インフラファンド投資法人 分配金推移

ジャパン・インフラファンド投資法人の分配金の推移です。

特徴として11月期の利益分配金が多く、5月期の利益分配金が少なくなっています。

これは、5月期(12月~5月)の発電量が少なく収益を得られていないためと考えられます。

北陸地方などの日本海側の降雪地域は、冬の日射量が少ないからではないでしょうか。

全国の日射量分布については、こちらの記事で紹介しています。
【インフラファンド】日射量の多い地域と太陽光発電所の分布比較

賃料スキームは少し厳しめ

ジャパン・インフラファンド投資法人 賃料スキームイメージ

インフラファンドは太陽光発電所を資産運用会社に賃貸し、太陽光発電の売電収入をもとにした賃料を得ています。

賃料は、基本賃料と実績連動賃料からなり、

  • 基本賃料:売電収入が予想値を下回っても保証される賃料
  • 実績連動賃料:売電収入が予想値を上回った場合に得られる割り増し賃料

となっています。

ジャパン・インフラファンド投資法人の賃料スキームは、

基本賃料 発電量予想値(P50)×70%-必要経費 
 実績連動賃料 
(P50まで)
 売電収入の100%-必要経費
実績連動賃料
(P50以降)
 売電収入の50%-必要経費-SPC積立原資 

となっており、基本賃料が低めで、実績連動賃料は多くのインフラファンドと同程度の増加率です。

最低保証賃料が低い分、少し厳しめの賃料スキームと言えますね。

各インフラファンドの賃料スキームについてはこちらの記事で解説しています。
【インフラファンド】賃料スキームの比較

今後の動向、将来性

ジャパン・インフラファンド投資法人は今後、どのような太陽光発電所を取得していくのでしょうか。

第3期の資産運用報告には、

中長期的なポートフォリオ構築方針
  • 北陸地域以外へのエリア分散
  • 規模の大きい発電設備への投資
  • パイプラインの合計は約200MW

と記載されています。

パイプラインの詳細は示されていませんが、発電量が多く見込める地域に太陽光発電所が取得できるかが今後のカギになると思います。

パイプラインとは、スポンサー企業などが開発した物件で、優先交渉権を有する等、取得に際し有利な条件があるものを示します。

以上、参考になれば幸いです。

タカラレーベンインフラ投資法人についても記事を書いています。
【純利益による分配金】タカラレーベンインフラ投資法人(9281)の魅力