収益力の高いインフラファンドを探してみる | ひろにの投資計画

収益力の高いインフラファンドを探してみる

収益力の高いインフラファンドインフラファンド

インフラファンドの利益は所有する太陽光発電所の売電収入によって決まります。

売電収入は固定価格買取制度(FIT)による電気の買取価格に大きく依存します。

買取価格は平成24年度の40円/kWhから毎年下がり、令和3年度は9.5~12円/kWhになりました。

買取価格を下げる理由は、太陽光パネルの価格が下がり、安く発電所が取得できるからと言われています。

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発電所の価格が安くなるなら、電気も高値で買い取らなくてもいいよね。ということですね。

インフラファンドの収益力は、投資額に対するリターンと見ることができます。

リターンに直結する電気の買取価格も重要ですが、投資額となる太陽光発電所の取得価格も重要です。

また、実際に投資する場合は、投資口1口あたりの収益力を見る必要があります。

2018年よりインフラファンドを研究している筆者が収益力の高いインフラファンドを探してみました。

  • 収入力が高い「いちごグリーン」
  • 発電所を安く取得「ジャパンインフラ」
  • 投資口1口の収益力は「タカラレーベン」

日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)は2022年8月22日に上場廃止となりました。

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インフラファンドの収入力

インフラファンドの所有する太陽光発電所の収入は電気の買取価格に大きく依存します。

買取価格は太陽光発電所ごとに異なり、40円/kWhから21円/kWhまでとなっています。

発電した電気を高く買ってもらえる40円/kWhの発電所は収入力の高い発電所と言えます。

インフラファンドの保有する太陽光発電所の平均買取価格を比較してみました。

インフラファンドの平均買取価格の比較(2022年9月現在)

インフラファンドパネル出力の合計
(kW)
平均買取価格
(円/kWh)
タカラレーベン・インフラ投資法人171,53835.0
いちごグリーンインフラ投資法人29,43038.7
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人183,97337.5
東京インフラ・エネルギー投資法人69,84537.6
エネクス・インフラ投資法人155,53834.3
ジャパン・インフラファンド投資法人103,24834.8

平均買取価格は各インフラファンドが公表している発電所毎の売電買取価格のパネル出力による加重平均を求めています。
平均買取価格=(各発電所のパネル出力×買取価格の合計)/パネル出力の合計

平均買取価格が高いのは

・いちごグリーンインフラ投資法人
・東京インフラ・エネルギー投資法人
・カナディアンソーラーインフラ投資法人


となります。

これらのインフラファンドは保有する太陽光発電所の売電により多くの収入が見込め、収入力が高いといえます。

太陽光発電所の取得価格

売電による収入が多くても太陽光発電所の取得価格が高ければ、借入金が増えるため収益を下げます。

インフラファンドがどのくらい効率的に太陽光発電所を取得しているかを見るために太陽光パネル1kW当たりの取得価格を比較してみました。

インフラファンドの太陽光発電所取得価格の比較(2021年10月現在)

インフラファンド発電所取得価格の合計
(百万円)
パネル出力の合計
(kW)
パネル1kW当たり
の取得価格(百万円)
タカラレーベン68,571171,5380.400
いちごグリーン11,48729,4300.390
カナディアン・ソーラー80,001183,9730.435
東京インフラ・エネルギー29,15369,8450.417
エネクス65,870155,5380.423
ジャパン・インフラ19,615103,2480.342

太陽光パネル当たりの購入価格は各インフラファンドが公表している太陽光発電所の取得価格をもとに次の式で計算しています。
太陽光パネル1kW当たりの購入価格=太陽光発電所の取得価格の合計/パネル出力の合計

取得価格は安い方が良いので、「ジャパン・インフラ投資法人」が効率的に太陽光発電所を購入していると言えます。

ただし、「ジャパン・インフラ投資法人」は最も新しい投資法人であり、太陽光パネルが年々安くなってきていることを考えると相場通りとも言えます。

そう考えると古くからある

・タカラレーベン・インフラ投資法人
・いちごグリーンインフラ投資法人


は効率的に太陽光発電所を取得しているのではないでしょうか。

投資口1口当たりの収入力

インフラファンドの太陽光発電所の売電による収益力が高いとしても投資口数が多ければ希薄化し投資対象としての魅力が低くなります。

インフラファンドの投資口1口あたりの収入力を比較してみました。

インフラファンドの投資口1口あたりの売電収入力の比較(2022年9月現在)

インフラファンド売電収入力投資口数1口あたりの収入力
タカラレーベン6,003,958298,35720.1
いちごグリーン1,135,520102,96611.0
カナディアン・ソーラー6,895,673386,65617.8
東京インフラ・エネルギー2,629,643179,25614.7
エネクス5,332,915349,07515.3
ジャパン・インフラ3,595,470251,27014.3

収入力は各インフラファンドのパネル出力の合計に平均買取価格を乗じて算出し、これを投資口数で割り1口あたりの収入力を計算。
投資口1口あたりの収入力=(パネル出力の合計×平均買取価格)/投資口数

投資口1口あたりの収入力が高いのは、

・タカラレーベン・インフラ投資法人
・カナディアンソーラーインフラ投資法人


となります。

収益力の高いインフラファンド

収益力の高いインフラファンド
  • タカラレーベン・インフラ投資法人
  • カナディアンソーラーインフラ投資法人

この2つのインフラファンドは投資口1口当たりの収入力も高く、太陽光発電所の取得も効率的に行っています。

現状で投資するならこれらの投資法人が良いかもしれません。

以上、参考になれば幸いです。

インフラファンドの将来についての記事も書いています。
【インフラファンド】10年後、20年後はどうなるか