イオン(8267)から株主総会の招集通知が届きました。
個人株主の多くは、株主総会に出席せず、招集通知の中身も見ないのではないでしょうか。
多くの個別株を保有している方は、定期的に届く何通もの郵便物を開けるのも大変ですよね。
でも、お得な情報が入っている場合も
今回の招待通知の中に、「スマート行使」による プレゼントの案内が入っていました。
スマートフォン用の議決権行使サイト「スマート行使」を利用してアンケートに答えると
- 抽選で500円分のQUOカード
- 抽選で3,000円分の商品券
- 全員にイオンなどで使える優待パスポート
がもらえるとのこと。
実際にスマート行使を使ってみましたが、議決権行使はアンケートを含め、1分程度で完了できました。
この便利なスマート行使について、実施方法やプレゼント企画について紹介します。
- スマート行使は1分程度で完了
- 抽選でQUOカードや商品券がもらえる
- 議決権の再行使はスマート行使が使えない
イオンの株主議決権をスマート行使する
イオンの株主議決権のスマート行使方法は次の通りです。
- 議決権行使書を準備
- スマートフォンでQRコードを読み取る
- スマート行使のウェブサイトが表示される
- 議案に「賛成」「反対」をする
- アンケートに回答(全6問)
- スマート行使プレゼント企画に応募する
詳しく見ていきます。
まず、イオンの議決権行使書を準備します。
そして、QRコードの読取可能なスマートフォンを用意して、対象コードを読み取ります。
すると、イオンのスマート行使のウェブサイトが表示されます。
画面を下にスクロールすると議決権の行使方法の選択ボタンがありますので、どちらかを選びます。
イオン株式会社の第98期定時株主総会の議案は次の2つです。
第1号議案:定款の一部変更
第2号議案:取締役7名の選任
「すべての会社提案議案について「賛成」する」を選ぶと、第1号議案、第2号議案に「賛成」のボタンが押された状態の画面が表示されます。
「各議案について個別に指示する」を選ぶと、ボタンが押されていない状態の画面が出てきますので、個別に選択していきます。
選択を完了させて、下にある「この内容で行使する」を押すと議決権の行使は完了です。
QUOカードや商品券のプレゼントに応募したい場合は、アンケートに回答します。
アンケートの項目は次の6つです。
- 性別
- 年齢
- 職業
- 株式保有歴
- 電子行使に関するご意見
- プレゼント企画の応募
1項~4項まではプルダウンで選べますので簡単に選択できます。
5項は記入しなくても問題はありません。
そして、6項の「スマート行使プレゼント企画」に応募するかを選択して、「入力を確認する」を押します。
すると、アンケート回答の確認画面が出てきますので、内容を確認して、一番下にある「送信する」を押します。
受付完了の画面がでれば、全て終了です。
なお、受付完了後に「閉じる」を押すと、「終了しますか?」のポップアップが出ますが、「はい」を押して問題ありません。
議決権のスマート行使によるプレゼント企画
今回は「スマート行使」を普及させるために3つのプレゼント企画が用意されていました。
QUOカード500円分
1つ目は、抽選で500円分のQUOカードがもらえる企画です。
主催者は株式名簿管理人である三井住友信託銀行。
応募条件は議決権をスマート行使で行い、アンケートに回答した株主です。
応募者100名に付き1名に当たりますので、一般の懸賞よりもらえる確率は高いのではないでしょうか。
3,000円分の商品券
2つ目は、抽選で3,000円分の商品券がプレゼントされます。
主催者はイオン株式会社。
応募条件はQUOカードと同じで、議決権をスマート行使で行い、アンケートに回答した株主です。
抽選で300名に当たります。
イオンの株主数は908,221名。(2023年2月28日時点)
そのうち、個人で単元株を保有しているのは、863,219名です。
個人株主の全員が応募すると当たる確率は約0.035%になりますが、応募する方は限られると思いますので、確率はもう少し良くなると思います。
イオンで使える優待パスポート
3つ目は優待パスポートです。
主催者はイオン株式会社。
応募条件は議決権行使のみです。
このプレゼントは抽選では無く、応募者全員がもらえます。
以前、私が頂いたのは、6/21~7/31の期間で1日限りの割引が受けられる優待券でした。
同じような優待券(優待パスポート)が届くと思います。
議決権の再行使について
「スマート行使」にて議決権を行使した後に、行使内容を変更したい場合など、議決権の再行使ができます。
ただし、再行使の場合はPC向けの議決権行使ウェブサイトに誘導されます。
このサイトは、議決権行使コードやパスワードを入力する必要があり、手間がかかりますので、「スマート行使」で完了した方が良いと思います。
なお、複数回、議決権行使を行った場合は、最後に行使されたものが有効となります。
イオンのスマート行使による議決権行使の方法とプレゼント企画について解説しました。
議決権行使およびアンケートの回答期限は2023年5月25日(火)午後6時まで。
株主の方はお早めに議決権のスマート行使されてみてはいかがでしょうか。
以上、参考になれば幸いです。
イオンの株主優待についての記事も書いています。
【株主優待】イオンオーナーズカードのお得な使い方