イオン(証券コード:8267)から株主総会の招集通知が届きました。
遠方のため、出席したことはありません。
議決権行使書が届いてもそのまま放置している方は多いのではないでしょうか。

同封のはがきを出せば議決権の行使は可能ですが、はがきを出しに行く手間もあるので、これまで何もしていませんでした。
今回、同封されてきたチラシをを見ると、スマホで簡単に議決権行使ができるようになったようです。
「スマート行使」と言います。
スマート行使を実施してアンケートに答えると、抽選でQUOカードやイオンの商品券がもらえるとのこと。
アンケートを含め、所要時間1分程度でスマート行使ができましたので、実施方法やプレゼントについて紹介します。
(今年度の議決権行使およびアンケートの回答は2021年5月25日(火)で終了しています。)
②抽選でQUOカード500円分や3000円分の商品券
③議決権を再行使する場合はスマート行使が使えない
イオンの株主議決権をスマート行使する
イオンの株主議決権のスマート行使方法は次の通りです。
①議決権行使書を準備する。
②スマートフォンでQRコードを読み取る。
③スマート行使用のウェブサイトが表示される。
④議案に「賛成」「反対」をする。(今回の議案は2つ)
⑤アンケートに回答(全6問、考えるのは1問)
⑥「スマート行使プレゼント企画」に応募する。
詳しく見ていきます。
まず、イオンの議決権行使書を準備します。
そして、QRコードの読取可能なスマートフォンを用意して、対象コードを読み取ります。
すると、イオンのスマート行使のウェブサイトが表示されます。
画面を下にスクロールすると議決権の行使方法の選択ボタンがありますので、どちらかを選びます。
イオン株式会社の第96期定時株主総会の議案は次の2つです。
第1号議案:取締役7名の選任(全員再任)
第2号議案:当社株式の大量取得行為に関わる対応方針(買収防衛策)の承認
「すべての会社提案議案について「賛成」する」を選ぶと、第1号議案、第2号議案に「賛成」のボタンが押された状態の画面が表示されます。
「各議案について個別に指示する」を選ぶと、ボタンが押されていない状態の画面が出てきますので、個別に選択していきます。
選択を完了させて、下にある「この内容で行使する」を押すと議決権の行使は完了です。
QUOカードや商品券のプレゼントに応募したい場合は、アンケートに回答します。
アンケートの項目は次の5つです。
1.性別
2.年齢
3.職業
4.株式保有歴
5.電子行使に関するご意見
1項~4項まではプルダウンで選べますので簡単に選択できます。
5項は、私の場合「議決権行使が簡単にできて良いと思います。」と記入しました。
最後に6項の「スマート行使プレゼント企画」に応募するかを選択して終了です。
議決権のスマート行使によるプレゼント企画(抽選)
今回は「スマート行使」を普及させるに3つのプレゼント企画が用意されています。
QUOカード500円分
1つ目は、抽選で500円分のQUOカードがもらえます。
主催者は株式名簿管理人である三井住友信託銀行です。
応募条件は議決権をスマート行使で行い、アンケートに回答した株主です。
応募者100名に付き1名がもらえますので、一般の懸賞よりもらえる確率は高いのではないでしょうか。
3,000円分の商品券
2つ目は、抽選で3,000円分の商品券がもらえます。
主催者はイオンです。
応募条件はQUOカードと同じで議決権をスマート行使で行い、アンケートに回答した株主です。
抽選で100名に当たります。
イオンの2021年2月時点での株主数は780,295名です。
そのうち、「個人・その他」に分類されるのは28.7%です。
ここから、5%の株主が「スマート行使」を実施してアンケートに回答したとすると、抽選対象者は約11,200名です。
このうち、100名にあたると考えると、112名に付き1名の割合になりますので、QUOカードと同じくらいの確率になりますね。
あくまでも仮定の話です。
イオンで使える優待パスポート
3つ目は優待パスポートです。
主催者はイオンです。
応募条件は議決権行使のみです。
このプレゼントは抽選では無く、応募者全員がもらえます。
「優待パスポート」とは、イオンやイオンスタイル等で好きな日(1日限り)に利用できる割引券のようです。
詳細は不明ですが、イオンカードの保有者に送られてくる「サンキューパスポート」のような形と思われます。
(2021年6月19日追記)
「優待パスポート」が届きました!
6/21~7/31の期間で1日限りの割引が受けられる優待券でした。
残念ながら「お客様感謝デー」他の割引との併用はできないようです。
でも、「サンキューパスポート」では対象外の食料品で5%割引が受けられるのは良いですね。
議決権の再行使について
「スマート行使」にて議決権を行使した後に、行使内容を変更したい場合など、議決権の再行使ができます。
ただし、再行使の場合はPC向けの議決権行使ウェブサイトに誘導されます。
このサイトは、議決権行使コードやパスワードを入力する必要があり、手間がかかります。
「スマート行使」は1回で完了した方が良いですね。
なお、インターネットにより複数回、議決権行使を行った場合は、最後に行使されたものが有効となります。
イオンの議決権行使およびアンケートの回答期限は2021年5月25日(火)午後6時までです。
株主の方はお早めに議決権スマート行使されてみてはいかがでしょうか。
以上、参考になれば幸いです。
イオンの株主優待についての記事も書いています。
【株主優待】イオンオーナーズカードのお得な使い方